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2025年12月の記事は以下のとおりです。

恒星間天体3I/アトラス彗星の観測星図つづき

3I/アトラス彗星がしし座のレグルスの近くにあります。今日12月19日がもっとも地球に近づいています。明日(20日)が新月なので、月明かりなく観測(撮影)できます。前回の詳細星図は12月19日夜までだったので、その続きをアップいたします。今回は彗星の位置は各日23時30分にしてあります。でも24時以降のほうが高度が高くなり条件は良くなります。前回書きましたように、目で見るには20センチクラスの望遠鏡が必要ですが、”存在”を写すだけなら望遠レンズで写ります。

岡田は18日夜に光害の多い王寺町で300mmの望遠レンズ(絞りF5.6)ISO1600  15秒露出で撮影しました。これ以上の露出をすると、昼間のような空になります。彗星はなんとか写っています。夜空が暗い所ではもっと露出時間をかけないと写りません。

IMG_20251219_0001.jpg

ふたご座流星群

今年のふたご群の極大は日曜の夜でした。月曜は私は仕事がない日なので、志摩半島へ行ってきました。一度行きたいと思っていた50cm反射望遠鏡のあるホテルに泊まりました。その話はまた、会報で。

この夜は冬型の気圧配置で、奈良県の山間部は曇りだったと思われますが、志摩半島は良く晴れていました。良い条件だったのですが、流星は今一歩。それなりに出現していますが、華やかさはまったくありませんでした。今回は結構がんばって30秒露出を200コマ以上(自動ではなく、自分でいちいちシャッターを押した)撮りましたが、写った流星は10個ほどで、火球はありませんでした。下に何個かの流星を合成したものを紹介します。ホテルの駐車場で撮影したので、足下を照らす照明で低空はオレンジ色にかぶっています。写真中に流星出現時刻を入れています。

20251214.jpg

恒星間天体3I/アトラス彗星の観測星図

恒星間天体 3I/アトラス彗星は先月は明け方にしか観測できませんでしたが、これから真夜中に観測できるようになります。12月18日の0時30分(つまり12月17日24時30分)には、東の空での高度が20°となり、それ以降だんだん高くなります。

3I/アトラス彗星(と24P/ショーマス彗星)の観測用星図をアップいたします。アトラス彗星は拡大図も載せておきます。インターネットでの情報によると、両方とも11等台です。眼視観測するには、20cmクラスの望遠鏡が必要とおもわれますが、アトラス彗星はM57リング星雲より少し大きく、M97ふくろう星雲より小さいようですので、案外見やすいかも?太陽系外から来た天体を見るなり、写真に撮るなりしてください。

IMG_20251216_0001.jpg

拡大図

IMG_20251216_0002.jpg

 

 

木星251205

今週は日本列島に寒気が流れ込み各地で積雪の予報が出ていました。冬の気候で気流が悪く木星がカメラの中で歪んでいました。久しぶりに大赤斑を見ることができました。

(撮影データ)

2025年12月5日 13:20.3 UT
Scope=CELESTRON-C925・Camera=ZWO ASI662MC・CMI=31.7° CMII=111.5° CMIII=352.2°・FocalLength=7750mm (F/32)・Frames captured= 5000・FPS (avg.)=105・Shutter=6.500ms・Gain=500 (83%)・kashihara_city Nara Japan2025-12-05-1320_3-RY-RGB-Jup_lapl6_ap26.jpg

12月の観測ガイド

12月の観測ガイド

月の状況 12/5 満月  12/12 下弦  12/20 新月  12/28 上弦

土星・木星が観測好期

12月中旬、土星は18時ごろに南中します。細い環が見えていて観測好期です。

木星はふたご座にあり、その時刻にはまだ上っていませんが、21時半以降は高度が30°を超え観測できるようになります。

12月14日(日)夜 ふたご座流星群極大 好条件 <今月のイチオシ>

極大予想時刻は17時ですが、そのころはまだ空が明るく、放射点も低く、流星は多く見られません。この流星群の明るい流星のピークは通常極大より数時間~半日遅れると言われています。ですから、放射点の高度があがる22時以降が、流星が多いと思われます。今年は月明かりもなく、好条件です。ただし、天気のこともありますので、晴れていたら早い時間から観測されることをおすすめします。

アトラス彗星 C/2025K1  カシオペア座で好条件

現在この彗星は一晩中観測できます。12/5が満月で、6日の奈良での月の出は17:50、7日の月の出は19:03ですので、7日以降月明かりなく観測(撮影)できます。19時の彗星は北の空の高度60°の所にあります。11等位の明るさなので目で見るには口径20cmクラスの望遠鏡が必要ですが、尾もあり、カメラの望遠レンズで写せます。

IMG_20251204_0001.jpg

恒星間天体3I/アトラス彗星

10月29日が近日点通過(近日点距離は1.356天文単位)でしたが、地球との距離は12月のほうが近いです。11月は明け方にしか観測できませんでしたが、おとめ座→しし座へと動いていき、12月中旬以降真夜中に観測できるようになります。11等位です。そのころに観測星図をアップいたします。

Web版天星人語229号

2025年11月18日にWeb版天星人語229号が発行されました。

こちらは一般公開用のPNG画像です。
印刷される方は、会員専用コンテンツ内にpdfファイルがありますので、
そちらをご利用下さい。

0.png

木星251121・22・23・28・29

 今年は木星の昇ってくる位置が南中時にマンション軒で隠れて見えません。
東側のベランダ軒の切れ間で木星が見える1時間40分ぐらいがベランダ天文台の観測時間です、この位置はまだ木星の高度が低く大気の影響も大きい。
現在、撮影時間は21時30分から23時前で毎日少しづつ1早くなります。

 

2025年11月21日13:58.5 UT
Scope=CELESTRON-C925・Camera= ZWO ASI462MC・ZWO ASI662MC
CMI=2.7° CMII=189.2° CMIII=66.2°2025-11-21-1358_5-RY-RGB-Jup_lapl5_ap24.jpg

 

2025年11月22日13:49.2 UT *望遠鏡とカメラは同じ
CMI=155.1° CMII=334.0° CMIII=211.2°2025-11-22-1349_2-RY-RGB-Jup_lapl5_ap24.jpg

 

2025年11月23日13:47.1 UT*望遠鏡とカメラは同じ
CMI=311.8° CMII=123.1° CMIII=0.6°2025-11-23-1347_1-RY-RGB-Jup_lapl5_ap24.jpg

 

2025年11月28日12:54.3 UT*望遠鏡とカメラは同じ
CMI=349.6° CMII=123.1° CMIII=1.9°2025-11-28-1254_3-RY-RGB-Jup_lapl6_ap27.jpg

 

2025年11月29日13:31.8 UT*望遠鏡とカメラは同じ
CMI=170.6° CMII=296.1° CMIII=175.2°2025-11-29-1331_8-RY-RGB-Jup_lapl6_ap24.jpg

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