4月20日のアトラス彗星
C/2020R4 アトラス彗星が、明け方の空から真夜中に見えるようになってきました。この日は上弦の月明かりがあるのですが、この後はもっと条件が悪くなる(満月に近づく)ので、撮影してきました。良い写りではありませんが下に紹介いたします。他の観測者の方の報告では全光度は9等位なのですが、それは淡いコマまで入れての全光度なので、月明かりの中での22cm反射60倍では彗星はわかりませんでした。
The Asuka Astronomy Association
2021年04月の記事は以下のとおりです。
C/2020R4 アトラス彗星が、明け方の空から真夜中に見えるようになってきました。この日は上弦の月明かりがあるのですが、この後はもっと条件が悪くなる(満月に近づく)ので、撮影してきました。良い写りではありませんが下に紹介いたします。他の観測者の方の報告では全光度は9等位なのですが、それは淡いコマまで入れての全光度なので、月明かりの中での22cm反射60倍では彗星はわかりませんでした。
4月9日、10日に観測所に行きました。両日ともSCWの雲予想では、宵のうちは雲が通過していくものの、遅い時間(23時~)には晴れてくる予報でした。
9日は南の低空は早い時間から晴れているものの、全体が晴れてきたのは24時前だったので、望遠鏡の直焦点はやめて望遠レンズで撮影しただけでした。ω星団が3.5cm7倍双眼鏡で見えました。自分のルーフからの撮影なので、電線や木の枝がじゃまですが、透明度が良いのはわかります。
10日は前日に撮れなかったC/2020T2パロマー彗星を望遠鏡で撮りました。この日は22時すぎには南の空は晴れてきたのですが、天頂付近はなかなか雲がとれず、23時ごろにやっと撮れました。彗星はりょうけん座とうしかい座の境界付近にあり、12等くらいでしょうか。
昨年の12月21日を最後に惑星の撮影を休止していましたが、4月から撮影を開始しました。この時期、土星と木星が東の空から昇ってくるのは午前4時前なので早起きしての撮影になります。
また、撮影が3ヶ月振りで惑星を望遠鏡に導入する事やピント合わせの勘が戻らず苦労してます。高度が低く、シーイングも悪いためモニターの中で惑星が上下に踊り条件が良くありません。
CMOSカメラでキャプチャーする際のパラメーター設定など早朝の寝ぼけた頭で徐々に調子を取り戻して行けたらと思っております。
(撮影データ)
2021年4月9日 19:54.9 UT頃 木星
Scope=CELESTRON-C925・Camera= ZWO ASI224MC・Diameter=35.37"・Magnitude=-2.10・CMI=27.8° ・CMII=124.2°・ CMIII=272.5°・FocalLength= 7200mm (F/30)・Frames captured= 3000・FPS (avg.)= 93・Shutter= 3.176ms・Gain= 400 (66%)・kashihara_city Nara Japan
(撮影データ)
2021年4月9日20:10.1 UT頃 土星
Scope=CELESTRON-C925・Camera=ZWO ASI224MC・Diameter=16.06"・Magnitude=0.69・CMI=265.9° ・CMIII=39.3°・FocalLength=5000mm (F/21)・Frames captured=3000・FPS (avg.)=10・Shutter=100.0ms・Gain=264 (44%)・kashihara_city Nara Japan