天文ニュース:アトラス彗星(C/2019Y4)が崩壊
5月に肉眼彗星になるかと期待されているこの彗星ですが、インターネットでの情報によると、3月末に核が分裂し、彗星の中央集光が弱くなり、コマが細長く伸びてきているとのことです。明るさも3月末から頭打ち(むしろ減光傾向)とのことです。
それで、4月10日に月が上ってくる(20h40mごろ)より前に観測しました。22cm反射60倍で見えています。光度m1=9.5~10等と目測しました。同じ機材で、3月20日には9.5等、3月24日には9等と測定していますので、急激に減光はしていないようです。(私の60倍での彗星の光度測定は海外の観測者より暗い目なので注意してください。)
下は比較写真です。22cm反射直焦点(1500mmF6.8)で各3コマを彗星の位置を合わせてコンポジットし、同じような画像処理をして、同じ大きさにトリミングしています。中心の明るさは弱くなっていますが、崩壊した本体がダストの尾となって伸びているように見えます。これからどうなっていくのか注目です。