SWAN彗星の観測星図(10月中旬用)
10月7日の満月もすぎて、これから夕方の月明かりがなくなります。
SWAN彗星C/2025R2はこれから10日ほどが観測好期です。日没1時間後がおすすめです。光度は約6等と思われます。日に日に高度が高くなるので、観測しやすくなりますが、太陽からは遠ざかりつつあるので、早い目に観測(撮影)されるのが良いと思います。
下は10月6日(ほぼ満月)に撮影した写真です。
The Asuka Astronomy Association
10月7日の満月もすぎて、これから夕方の月明かりがなくなります。
SWAN彗星C/2025R2はこれから10日ほどが観測好期です。日没1時間後がおすすめです。光度は約6等と思われます。日に日に高度が高くなるので、観測しやすくなりますが、太陽からは遠ざかりつつあるので、早い目に観測(撮影)されるのが良いと思います。
下は10月6日(ほぼ満月)に撮影した写真です。
ニュージーランドのTAKA OKADAさんから、先日発見された「いて座新星」の写真が届きましたので、紹介いたします。
なお、日本から見たのとほぼ同じ構図になるように回転して、文字入れをしています(岡田昌訓)。新星を示す線はTAKAさんが入れられたものです。
情報によると、9月26日前後がもっとも明るかったようで6等台後半になっていたようです。日本からも見えますので、観測や撮影してください。
月の状況
10/7 満月 10/14 下弦 10/21 新月 10/30 上弦
土星が観測好期
9月22日に衝の位置となり、観測好期です。10月上旬なら、23時ごろに南中します。
10月21日ごろ、オリオン流星群の極大
ピークはなだらかです。それほど流星数は多くありませんが、今年は新月の時期で観測条件は良好です。
夕方の空にSWAN彗星C/2025R2
9月末には約6等で観測されています。日本でも10月になると、だんだん見やすくなってきます。(10月上旬の観測星図は先日アップしていますのでそちらをご覧下さい。中旬の観測星図は後日アップします。)このあと地球に近づき、11~14日はへびつかい座、15~17日はへび座、18~19日はたて座と速く移動していきます。光度は横ばいと思われます。
レモン彗星C/2025A6
9月末には約7等で観測されています。10月上旬には明け方の空高く、中旬には夕方と明け方の低空に、下旬には夕方の空に見えます。順調に明るくなっていて、10月下旬には4等から3等になる予想です。
レモン彗星の明け方の観測星図
レモン彗星の夕方の観測星図
ニュージーランドのTAKA OKADAさんより、新星の写真が送られてきましたので紹介いたします。
TAKAさんからのメール
「またまた日本から見えないあたりに新星出現です! アルファ・ケンタウリ=リギルケントから北に1.5度 天文薄明終了時にはかなり傾いてはいますが、まだまだ地平高度30度は超えています。」
9月23日の写真

9月26日の写真
いて座新星
9月21日、オーストラリアのJ.Serchさん、日本の小嶋さん、金津さんによって、いて座に10等台の新星が発見されました。この新星は増光して、9月27日現在、約7等になっています。詳しくは、下記アストロアーツのWebページをご覧ください。
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/14174_nova_sgr
ケンタウルス座新星
9月22日、オーストラリアのJ.Serchさんは、6等の新星を発見されました。連日の発見です。こちらは少しずつ減光しているようです。
先日、発見のニュースをお知らせしたSWAN25B彗星は、正式な番号としてC/2025R2となりました。近日点は9月12日に通過していて近日点距離は0.50天文単位です。この彗星は段々太陽から離れて行きますが、地球に接近してくるため(10月20日ごろに地球に0.26天文単位まで接近)、10月中は光度は横ばいです。9月25日ごろには南半球で7等位で観測されています。
いよいよ北半球でも夕方の低空に見えてきます。10月10日をすぎると高度も高くなり、星座のなかを速く移動していきます。
9月12日に、太陽観測衛星のSWANカメラで、新彗星が発見されました(仮称SWAN25B)。この彗星は太陽に接近していて、少し離れてきたところを発見されたようです。すぐに確認観測が行われ、光度は7.5等、尾は2°以上にのびているとのことです。
spaceweather.com のWebページに記事や写真が載っていますので、ご覧下さい。
暫定軌道によると、発見された頃に近日点を通過し、10月中旬には地球に0.25天文単位まで接近し、夕方に見やすくなります。
現在、夕方の西の超低空にあり、南半球のほうが観測条件は良いです。9/15~9/16の夕方には、彗星はおとめ座スピカの近くにあり、彗星は見えなくても位置はわかると思います。写真に写るかどうか挑戦してみて下さい(双眼鏡の眼視では無理と思われます)。SWANで発見される彗星はバーストしたところを発見されることが多く、その後、崩壊して暗くなることもあるのでそれは心配です。
私は月曜は仕事がない日なので、明け方の月食ですが、前半だけでもという気持ちで撮影しました。雲が広がってくるかと心配したのですが、快晴でした。
玄関前で、カメラ三脚に望遠レンズをのせて10分おきに撮ったものが下の写真です。
皆既に入って少ししたら終わって寝ようと思ったのですが、良い天気なので、皆既中に東の空のレモン彗星C/2025A6も撮りました。二日前の撮影でP-2架台を組み立ててそのままだったので、便利でした。
9月6日の明け方は、台風一過でスキッと晴れることが予想されたので、自宅2階の窓から彗星をねらいました。この日は満月2日前ですが、月の入りは03:29で、日の出(05:32)まで時間があり、月明かりなしで撮影できました。
この彗星は11月8日に近日点を通過し、5等級以上の明るさになると期待されています。彗星は現在、ふたご座とやまねこ座の境界付近にあり、約10等との情報があります。
自宅は光害で夜空が明るく短時間の露光しかできませんが、いろいろ画像処理をしたものが下の写真です。(真ん中の緑色がにじんだようなものが彗星です)
この日の明け方の空です。冬の星座のなかに金星と木星もあり、にぎやかです。
土星250902
(撮影データ)
時間は24時50分ごろから準備、空は晴れている、地上は風も穏やか。
2025年9月2日16:46.5 UT 土星
Scope=CELESTRON-C925・Camera= ZWO ASI462MC・CMI=60.7° CMIII=354.2°・Frames captured= 2000・FPS (avg.)=10・Shutter=100.0ms・Gain=300 (50%)・kashihara_city Nara Japan![]()
土星250901
時間は23時過ぎに準備、雲はなく、時おり風で土星が上下する。
(撮影データ)
2025年9月1日14:39.4 UT 土星
Scope=CELESTRON-C925・Camera= ZWO ASI462MC・CMI=221.8° CMIII=191.7°・Frames captured= 2000・FPS (avg.)=10・Shutter=100.0ms・Gain=304 (50%)・kashihara_city Nara Japan![]()