夕方のレナード彗星の観測星図
レナード彗星C/2021A1は、12月12日に地球に最接近したあと、夕方の空に回ってきました。インターネットでの情報によると、明け方での12日ごろの明るさは4.5~5等級との報告が多いです。地球最接近のあとは、太陽には近づくものの(近日点通過は1月3日)、地球からは遠ざかるため、ゆっくり減光すると予想されていましたが、15日以降夕方の超低空で3~4等で観測されています。
彗星は12月18日には金星の左下にありますが、満月前の月明かりがあります。月明かりなく観測できるのは、12月21日以降です。12月21日の奈良での日没は16:50で、それから1時間後の17:50の彗星の高度は10°しかありません。17時半ごろから18時のあいだに金星を目安に彗星をさがす(写真を撮る)とよいでしょう。なお、関東ではここに記した時刻より20分ほど早いほうが良いです。