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12月9日のレナード彗星

今朝(12/9)も、早く起きて、自宅の2階の窓から観測(固定撮影)しました。今日はもやが出ているようで、透明度が悪く、先日(12/5)と同じISO感度や露出で撮ると、画面が真っ白になってしまったので、1段感度を落とすなどして撮りました。下の写真は何とか尾を出すために8コマコンポジットしています。3.5cm7倍の双眼鏡で最初はわかりにくかったですが、全光度は6.0等と目測しました。インターネットに投稿されている写真では尾が数度に伸びています。

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12月5日のレナード彗星

本日(12/5)明け方に、自宅でC/2021A1レナード彗星を観測しました。今日は日曜で休みなので、晴れるのが確実なら観測所に行こうと思っていました。しかし雲がありそうだったので、空は明るいけれども、晴れる確率の高い自宅にいることにしました。

午前4時半に起きて2階の窓から東の空を見ると、雲はあるものの、アークトゥルスが見えていました。彗星はアークトゥルスの近くにあります。3.5cm7倍の双眼鏡で全光度6.7等と見積もりました。尾は見えません。

下の写真は固定撮影で撮ったものです。フォトショップエレメントで画像処理をしています。周辺減光の部分をトリミングしたので、フィルムカメラの400mm相当の画角になっています。固定撮影でも尾が写ったので喜んでいます。観測所でなら尾はこれの倍以上の長さに写ったことでしょう。今日は彗星の高度はまだ高かった(40°近く)のですが、これから日に日に低くなっていき、12月11~12日位が限界でしょうか?

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レナード彗星C/2021A1の観測星図

この彗星は、インターネットでの情報によると、11月30日には7~8等で観測されています。望遠レンズや望遠鏡を使った写真では尾もよく写っています。

地球最接近(12月12日)の頃は、見かけ上太陽に近く観測困難ですが、それまでは明け方の東の空に見えます。最大で4等位にはなりそうです。

12月上旬の彗星の位置は下図の通りです。この時期は奈良県なら午前5時すぎまで空は暗いです。12月下旬には夕方の西の空に回ってきますが、高度は高くならず夕方での観測条件は良くありません。是非、早起きして明け方の彗星を観察(撮影)してください。

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Web版天星人語211号

2021年11月24日にWeb版天星人語211号が発行されました。

こちらは一般公開用のPNG画像です。
印刷される方は、会員専用コンテンツ内にpdfファイルがありますので、
そちらをご利用下さい。

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ニュージーランドからの月食

NZの TAKA OKADAさんから月食の写真が届きましたので、ご紹介いたします。月のすぐ近く写っている星は、おうし座13番星だそうで、準皆既中に掩蔽されたそうです。

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月食撮りました

11月19日は晴れそうな天気予報でしたので、月食は自宅で撮影しました。カメラは2台使いました。(前からねらっている)広角レンズで10分おきに撮影する用と、望遠(ズーム)レンズで撮影する用です。17:00から撮影する予定でしたが、東の低空に雲があり、月の姿がちゃんと見えたのは17:30からでした。その後は復円する20時前まで、ずっと月が見えていました。

下の写真は、食が最大のころで、何段階かの露出時間で撮ったうち、肉眼で見た感じの色調になっているものを選びました。レベル補正や明るさの補正はまったくしていません。10分おきの連続写真も今日合成作業が終わって、まあまあな出来でした。それは次の会報でお見せしたいと思います。

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11月19日の月食ガイド

11月19日(金)の夕方に、日本各地で月食が見られます。今回は皆既ではありませんが、最大食分は0.98(18時03分)ですので、皆既に近い部分月食です。

月が欠けていく時刻は、どの地点で観測しても同じですが、月の出の時刻は西に行くほど遅くなります(大阪と東京では約20分ちがう)。東北地方より西(南)では月の出の時にすでに月は欠けています。奈良での月食の進み方は下図の通りです。

近畿地方では月の出と日の入りの時刻がほぼ同じなので、空が明るいうちに月が上ってきます。また、今回の月は5月の月食よりだいぶ北の方(東北東の方向)から上ってきます。

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10月29日の3彗星

1つ前の記事に観測用星図がある、3つの彗星を撮影しました。

この日(10月29日)は、22時前に観測所に行きました。3つの彗星とも明け方に高くなるので、その時刻にはまだ高度が10度位しかなく、撮影に適しません。でもこの日は23時40分には下弦の月が上がってくるので、23時前から24時前までの1時間の勝負です。初めは快晴でしたが、23時ごろから雲が出てきたので、急いで、短時間露出で撮りました。チュリモフ・ゲラシメンコ彗星が一番立派です。この彗星は11月5~9日はポルックスの近くにあるので、捜しやすいと思います。

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11月上旬に観測好期の彗星(観測用星図)

真夜中(ふたご座のあたり)に見える彗星です。

67P/チュリモフ・ゲラシメンコ彗星・・ふたご座の頭のあたりを移動。9~10等。

4P/フェイ彗星・・ふたご座の足のあたりで、いっかくじゅう座領域です。11~12等。

C/2019L3 アトラス彗星・・2019年6月に、地球に接近する小惑星をさがすATLASプロジェクトで発見されました。近日点通過は2022年1月9日で、近日点距離は3.55天文単位と遠いですが、大きな彗星のため、10等位の明るさです。

下の星図は各日24時の位置を示しています。

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下は67Pの詳細星図です。

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下は4pの詳細星図です。

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周辺減光をフラットにする試み

カメラレンズで天体写真を撮るとき、絞りを開放にすると、写野の周辺で光量が減少(周辺減光)します。それを防ぐために、私はいつもはレンズの絞りを1段絞って写しています。以前に長尾さんとメールでやりとりした際に、「分子雲のような淡い星雲を出すにはフラット処理をしなくてはいけませんよ」と言われていました。それでぼちぼちやってみています。

左の写真はいつもの”お手軽撮影お手軽処理”をおこなったものです。1段絞ってもコントラストを上げると、四隅は減光が目立ちます。でも中央をトリミングすればそこそこ使えます。

右は対象(M31)を撮影したあと、レンズの前にトレーシングペーパーをつけて同じ条件で露出し(これがフラットフレーム)、その分を差し引いた画像を元にしています。これでも完全にはフラットにはなっていませんが。

なお、左右両方とも2コマを加算コンポジットしてレベル補正したもので、ソフトは昔から使っているフォトショップエレメント2で、画像を重ねるのも”手動”です。

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