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岩本彗星 宵の空高くに見える
岩本彗星C/2018Y1は、地球に接近して星座のなかを速く移動しています。本日(2月18日)には、ふたご座カストルのすぐ近くにありますが、満月に近い月明かりがあり、観測に適しません。20日の満月をすぎると、観測好期となります。
奈良での月の出は、2月21日には19:40ごろ、22日には20:50ごろと、どんどん遅くなります。月が上ってくる時刻まで観測に適します。22日20時の彗星の高度は86度で、ほとんど天頂です。太陽との位置角も変化して、尾も伸びてくると期待されます。これから減光していくので、なるべく早い時期に観測(撮影)しましょう。各日、午後9時の彗星の位置は下の星図の通りです。
岩本彗星 C/2018Y1 の観測星図
昨年12月19日の明け方に徳島県の岩本雅之さんによって発見されたこの彗星は、2月に観測好期となります。近日点通過は2019年2月7日、近日点距離は1.287天文単位で、2月12日に地球に0.30天文単位まで近づきます。明るさは7~8等と予想されます。
位置は以下の通り。1月末~2月初めはおとめ座スピカが良い目印です。そのあとしし座に向かって移動し、真夜中に観測できます。
12月14日夜は、ふたご座流星群の極大
はがき版観測ガイドでもお知らせしましたように、今年のふたご座流星群の極大は12月14日の21時と予想されていますが、23時以降が観測に最も適します。理由は以下の通りです。
ふたご座流星群の極大は短時間ではなく数時間はほぼ同じレベル。
放射点の高度が高いほど流星は多く見える。
この日は23時前に月が沈む。
ふたご群の明るい流星のピークは通常の極大より後といわれている。
なお、ふたご座流星群は極大に向かってはゆっくり流星数が増え、極大を過ぎると急に流星数が減るという傾向があります。前日の13日は14日の流星数の3分の2くらいは見えますが、15日は3分の1くらいに減ります。
12日現在の天気予報では、関東~西日本の太平洋側では14日夜は晴れそうです。期待しましょう。
46P/ウィルタネン彗星の観測星図(12月中旬)
マックホルツー藤川ー岩本彗星の続報
インターネットで調べた情報によると、この彗星は11月24日ごろまで明け方で観測されましたが、発見直後に8等に明るくなったあと、そのあとは明るさは横ばいで明るくなっていません。12月3日に近日点を通過した後、夕方の空に見えてきますがせいぜい7等止まりでしょう。下に星図を掲げますが、高度は低く、バーストでもしない限り観測は難しいでしょう。下の星空は奈良県で12月7日の午後5時50分です。関東地方では午後5時30分ごろとなります。
46P/ウィルタネン彗星の観測星図(11~12月)
満月がすぎて(月の出が遅くなり)月明かりもなくなり、いよいよウィルタネン彗星が観測好期です。12月になると一気に北上します。11月末の彗星の光度は6等位と予想されます。(6等星をぼかしたように見えるということです)
彗星の位置は下の星図の通りです。図中の数字は星の等級です。(53は5.3等のこと)
新彗星 マックホルツー藤川ー岩本彗星
11月8日の明け方、香川県の藤川繁久さんと徳島県の岩本雅之さんは明け方のおとめ座に10等の新彗星を独立に発見した。この彗星は7日にアメリカのマックホルツ氏が先に発見しており、C/2018V1 マックホルツー藤川ー岩本彗星と命名された。
この彗星は、12月3日に近日点通過し、近日点距離は0.39天文単位だと計算されている。近日点通過までは明け方の空に通過後は夕方の空で観測できる。
インターネットでの情報では11月10日には約8等とのことで、4~5等まで明るくなるかも? 明るくなりそうなら順次このWebページで紹介します。(岡田昌訓)
参考にしたHP:国立天文台ニュース、星の広場HALニュース、星が好きな人のための新着情報、MPEC2018-V151、アストロアーツ
おすすめの彗星(2018年11月)
今年の秋は望遠レンズで撮影できる周期彗星がいっぱいです。
64P/スイフト・ゲーレルス彗星
9.4年周期の彗星です。10月末~11月はじめにはアンドロメダ銀河M31の近くにあり、観測条件は大変良いです。10等位です。星図は先日の記事のなかにあります。
38P/ステファン・オテルマ彗星
38年周期なので久しぶりの回帰です。9~10等でふたご座を動いていきます。星図は下の通りです。
46P/ウィルタネン彗星
5.4年周期で、今回の近日点通過は12月12日です。そのころ、地球に0.08天文単位まで接近し、3等台になると期待されています。11月はまだ南天(ちょうこくしつ座とろ座の境界付近)にありますが、12月に入ると、一気に北上していきます。
